視点を動かす

精油のある暮らし
soraroma
精油を選ぶ時、
「こういうことに有用である。」
ということを考えたり、読みながら選ぶことはよくあります。

それはそれでひとつ。

けれど、精油の香りをゆっくり味わって、今の私のココロとカラダにどんな風に響くか…ということは本には載っていません。
それは、ほんとうにそのひとだけの感覚で、何をおいても一番に大切なことだと思っています。

感じていると、
ときにすごく痛いというような感覚があります。
自分の嫌なところ、足りないところに響いてきます。
けれど、
やがてじんわりと許されているような感覚に変わっていきます。

頑なさがほどけてきます。

精油の持っているチカラは、
植物がどんな環境でも次へと命を繋いでいこうとするチカラ。
それぞれの植物がもつ個性的な性質と特徴により、その手段はいろいろですが、共通しているチカラだと思っています。

その時の自分に必要なものを選べるかは、奥深く、奥深く…
難しいなあとしみじみ。
だけど、それだけひとっていろんなものを纏っているもの。

シンプルになるには、
丁寧に観る。
絡まりあっているものを解く。
複雑に見えるものも、もとはひとつずつのものだと捉えてみる。

1月のレッスンのテーマから私が味わっているのは、

視点を動かす…ということ。

そのためにちょっとした練習のようなものをしています。
無理に視点を動かすことはできないから、動かせるように練習。
要らぬ感情だと切り離すことせずに、そこから違う感情に変われることを精油から教えてもらいました。
それを思い出しながら。
練習のお供は、ベルガモットとローズ。
優しさに包まれながら、
元気を出してさあ行こうという香り。

必要な出来事を通して、
相手を通して、
変わるのはその出来事でも相手でもなく、
私なのだということ。

知ったけれど、長い道のり…笑


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精油のあるくらし soraroma

香りから繋がる時間