精油のある暮らし
soraroma

何年か前、

まだ精油の学びを始める前にハンドトリートメントの講習会に行きました。

地域の情報誌の講座案内に載っていました。

「手のマッサージって出来たらいいなあ〜」とお気軽に出向きました。

最初に先生の施術をみて、

それから、ほかの参加者さんとペアで練習をする…となりました。

そのときに、ひとに触れるということを始めて意識しました。

意識したら、相手の領域にぐんと近づくということに戸惑ってしまい、

手技は学び、終了証を頂いたものの、何かうーむというものが残りました。

その後から精油を学ぶことが始まったのですが、

ひと段落ついて、ふと、

やっぱりトリートメントを知りたいなと思うようになりました。

ひとに触れることがちゃんとできるだろうか…その思いはありましたが、何かに背中を押されるように、ベーシックのコースを取ることを決めました。

精油の深い世界をいつもいつも魅力的に私たちに伝えてくれている先生だったから勇気が出たのかもしれません。

始めてみたら、ずっと前に講習会で学んだ感覚と違うものがありました。

相手をなんとかしてあげよう…

それは要らぬことだと教わりました。

相手の持っているチカラを信じて触れること。

自身はゆっくりと呼吸をしてと。

聞くのとするのとは大違いでしたが…笑、それでも触れるということの違和感が少しずつほどけていきました。

もちろんトリートメントの手技や、

向き合い方はまだまだずーっと学ぶものだと思いましたが、

私の中で大きかったのは、

触れている私も心地がよいということ、

ポカポカとしてくるということ、

という気づきを貰えたことでした。

ほんとうに驚きました。

それから、家族や周りのひとにハンドトリートメントをすることを始めました。

そして、

学ぶことはますます増えてきました…笑

時には場所も変え…

精油から離れたところからも…

いつも新しい気づき…

いつも、はっとすることがたくさんです。

どこまでも深いです。

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