静けさ

精油のある暮らし
soraroma
ずっとずっと前に、
「この時という時まで動かない勇気も大切なこと。その間の時間はとても意味があるから…。」と言われたことがあります。

とりあえず動くほうが何かやった気になって楽で、
動かず目の前のことを積み重ねていくほうが実は内面にとっては必要である…。

これは私にもらった言葉だから、
すべてのひとに言えることではありません。
逆に動くことがそのひとにとっては必要なこと…ということもあるでしょう。
みんなそれぞれに過程は違うので…。
その頃の私はその言葉がとてもぐぐっと気持ちに届いて、
そしてたぶん私の中にちゃんと留めておく言葉なんだと思いました。

みんなが集い、
みんなが学び、
なにかを得ているように見えていました。
それで、抜け出したい今から逃げるようにどこか違うところへ違うところへ…と思っていた時でした。
忙しく学び、
目的を探すような過ごし方でした。
だけど、何か埋まらない。
たぶん、そのことがわかるために空回りしていたのだし、
それでその言葉に出会った気がします。

それからは、「そうなっている時」の自分が俯瞰できるようになりました。

動けば動くほどに満たされず、
静けさに安堵する。

そうなっているときは、
たぶん目線をかえるとき。

長いこと私のそばに、
時には近く、
時には遠い、
そんな在り方はどこから来るのだろう。

12月の精油のレッスンはそのテーマにぴったりでした。
(やはり綴るのに一ヶ月かかってますね…笑)
ワークで作ったレモンバーベナのオイルはレモンティーのように、そっと安堵と静寂さをもたらすものになりました。

休むことで見えてくるもの。
当たり前だけど、
休まることで蓄えるチカラ。

レッスンのおかげで、
静かに眺める時間と、
ずっと心に留まるあの言葉を寄り添わせることができたような気がしています。


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